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Hold Fast that Which is Good

良きものをつかむために綴るブログです。皆様のレスポンスが何よりの活力になります。どうぞよろしく。

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【思い出のマーニー×種田陽平展】にて・中編

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午前の部

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今回は4月3日(金)に行われた、思い出のマーニー×種田陽平展
午前中の模様をレポします。
主な内容は次の通りです。

  • 展示会場観覧
  • グッズ購入
  • スペシャルトークセッション

 

 

 

雨の朝

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その日は朝から雨でした。
このマーニー展がなければ、一生縁もゆかりもなかったであろう松山に
前日から現地入りしていた私は、滞在先のホテルのテレビで

「今日は大雨となり、局地的に強く降るでしょう」

という天気予報を見て、気分が少し重くなりました。
『昨日は快晴で松山城の桜も満開で最高だったというのに、
よりによって一番大事な日が大雨か・・・』と。

幸い、この日は行くとこ観るとこ全部室内モノだったので、
前日の晴れの日に松山観光できたことは実にラッキーでした。

美術館に着いた時にはすでに雨が降っていました。
館内に入って即、2階の展示会場に直行したその先には、
何とも言えない独特の空間がありました。

 

アニメーションの世界

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美術館の展覧会ですから、もちろん絵が飾られているわけですが、
何せアニメーション映画の展覧会なので、絵コンテやスケッチ、
初期のイメージボード、果ては本編で実際に使用された美術の背景画が
至る所に数多く飾られていました。

湿っ地屋敷の建築図面や設計図まであったのには驚きました。
実写映画の美術監督を数多く手がけただけあって、
種田監督の徹底ぶりが半端ないのがよく分かります。

個人的にポイントが高かったのは、原作の初版本が置いてあったことです。
『48年前(1967年)の本がある!』と思うとテンション上がりました。

これだけでも十分映画の雰囲気を満喫できるんですが、
この展覧会が凄いのは、舞台の一部が実際に作り上げられていたところです。

 

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初日の展示会場内は撮影禁止だったので、上の画像は参考ですが、
湿っ地屋敷、マーニーの部屋、キノコを採った森などがあり、
なんとサイロまでありました。

まさに、アニメーションの世界に入った感覚でした。

青い二重窓や入り江、屋敷の正面とかを生で観ることができるというのは、
この映画が好きな人ならじっくり見てしまうところでしょう。
私もそうでした。ジオラマも含みますが、作り込みが完全に異次元です。
自分のような絵心0の奴が見て、
どこからこんなのを作れるセンスが生まれるのか不思議でなりません。
本当に凄まじいクオリティでした。

特にマーニーの部屋は実際の部屋として建っているので、
まさに舞台の中にいる感覚です。
部屋には小物が山ほど置いてあり、マーニーの日記もありました。
見てみましたが、本編の字体のまんま!
さらに窓からはマーニーが3Dでいきなり現れる!
非常にこだわりが感じられてよかったです。

最も印象に残っているのはサイロですね。
あれはヤバすぎですw
やたら暗すぎとかぬかるんだ地面とか雷の音がやたらデカいとか、
怖さを全面に打ち出しまくっています。
直前の展示物とギャップありすぎでしたw

 

This Old House

This Old House

 

 

東京にはなかったもの

愛媛では、東京には存在しなかった展示物がいくつかありました。
最も大きな違いは、監督たちの作業机があったことです。
麻呂監督や種田監督はもちろん、作画監督を務めた安藤雅司監督の
作業机が別の展示会場に置いてありました。
いかにも忙しそうな様子がわかるゴチャついた机でしたw
(ノルマが書いてある紙だとかw)

絵コンテも同じ場所に大量に展示されていました。
あと、背景画がたくさん飾ってある小屋みたいな所に、
5分程度種田監督のビデオが流れていましたが、あれは東京には
あったのかな?ちょっとわかりませんが。

全部観て回るのに30分以上かかりましたが、
杏奈目線で作られた全ての展示物が規格外の出来栄えで
本当に感動しました。
映画の世界を体感するなら、北海道に行くよりここでいいと思います。

 

グッズ購入

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作業机があった所を抜けるとグッズ売り場があったので、
いくつか購入しました。
と言っても全部マーニーのグッズです。
他のジブリ作品のグッズもありましたが、それは無視しましたw

オフィシャルガイドとか種田監督の本とかは当然抑えるとして、
他に何があるかな~、と見てみたら・・・

 

思い出のマーニー: 徳間アニメ絵本35

思い出のマーニー: 徳間アニメ絵本35

 

 

 

『絵本?いやさすがに絵本を買うような歳では・・・(パラッ』

 

 

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『・・・・・・・・・・・(買い物カゴに入れる)』

とまあ、そこはもう自分でも不思議で体が勝手に動いていましたw
実は、マーニー関連の本はサイン本だらけになっていて
オフィシャルガイドや他のガイドブックには全て、麻呂監督や種田監督の
サインが書かれてありました。
中でもこの絵本は反則でしょこれw

で、この際持ってなかったDVDも買っちゃおうと思って、
買った時に店員さんから何か渡されたんですが、
実はそれが一番度肝を抜いたものでした。

それがこちら。

 

 

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『・・・・・・・これヤバくね?』
まさかの超豪華サイン色紙!
しかも監督とプロデューサーのサイン全部入り!
DVD買っただけでもらえるとか大盤振る舞いすぎるw
(ちなみに、私のはてなプロフィール画像はここからとっています)

思わぬ形で杏奈とマーニーが描かれたサインをいただいてしまった私は
大満足で売り場を後にしました。
マーニー最高!

 

スペシャルトークセッション

午前11時、会場の1Fエントランスにて
麻呂監督、種田美術監督、西村プロデューサーのトークセッションが
行われ、私もそれに参加しました。

当然撮影禁止!
ずらっと並べられたパイプいすが異様さを醸し出していましたw
たぶん最終的に100人以上はいたんじゃないかな、と思います。

話の内容は映画のこと、この展覧会のこと、アニメーションの美術のことなど、
1時間くらいの聞き応えある楽しいセッションでした。
『マーニーの部屋にあった日記は、本編で実際に日記を書いた美術の人を
再度呼び出してまた書かせた』、といった裏話もありました。

種田監督が、「愛媛は東京よりいいですよ!会場を2つ使えたのだから」
と仰られた時は笑いが出ていましたw
2つ使えたおかげで作業机などを展示できたこと、
ジブリのスタジオから本当に持って来たものであることなど、
役得感をアピールしておられました。

特によく覚えているのは、種田監督のお話で

「背景画がたくさん飾ってある小屋がありますよね?
あそこは日が差している時にご覧になると最高なんです。
この美術館はガラス張りですので、陽の光があの小屋の間に差し込んで
素晴らしい空間になる。これは東京では絶対に不可能だったことです」

といった内容のものでした。
残念ながらこの日は雨だったので、私はその空間を体験できてないんですが、
ぜひとも見てみたかったです。
これから行かれる方は、晴れの日に行ってみるのがいいのかもしれませんね。

 

次回予告

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次回は、マーニー展の午後の部の模様を予定しています。
マーニー展レポは次回で最終回となります。
監督と直接対面まで実現した時のことは一生忘れられません!
お楽しみに!

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