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Wi-Fiの選び方

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欠かせぬインフラ

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皆さんはWi-Fiをどの程度使っていらっしゃるでしょうか?
スマートフォンを筆頭に高機能モバイル端末が世に出てからというもの、
Wi-Fiといった無線インターネットはもはや生活に欠かせないレベル、
いわゆる【インフラ】としての地位を確立したと言えます。

特にスマートフォンの場合、Wi-Fiを使用すれば
その間の通信量は通信会社が設定している【データ通信量】に換算されないため、
コストを抑えられることから利用価値は絶大と言っても差し支えないレベルです。

一方、無線インターネットと言えばそれまでは
【遅い】【ザルセキュリティ】【よく勝手に切断する】
何かと使い勝手の悪さがイメージ先行していました。
それらは今も確かに存在してはいるものの、
昔と比べたら見違える程改善したというのもこれまた事実です。

ただし、それは【正しい選び方をしている場合】の話。
使い方を見誤ると、せっかく備わっている性能を無駄にしかねません。
今回はそんなWi-Fiのより良い活用法について色々書いていこうと思います。

 

 

 

Wi-Fiの規格と周波数

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このブログではWi-Fiとは何か?」というような初歩中の初歩の説明はいたしません。
そのような話は他のサイトをご参照いただくこととして、
ここではこれくらいは知っておいた方が良い」といったレベルの話を
していこうと思います。

ではまず、Wi-Fiの規格についてです。
上の記事にもありますように、実はWi-Fiと言っても様々な種類、
いわゆる【規格】というものが存在します。
IEEE802.11a・b・g・n・ac】という名称で、11の後のアルファベットにより
規格と最大速度が明確に分けられています。
2015年9月現在では、IEEE802.11ac規格が最高の性能を有しており、
1Gbps光回線インターネットを無線でも利用可能なレベルまで到達しています。

しかし、規格だけ注目すればいいわけではありません。
実はWi-Fiには2つの周波数が存在し、そこでも速度が明確に区分されているからです。
その周波数というのが、【2.4Ghz帯】【5GHz帯】と呼ばれているものです。

 

この2つはよくスマートフォンWi-Fi接続される方には
よく見る数字なのではないでしょうか。
はっきり申し上げると、この2つはきちんと使い分けないと、
いつまで経っても高速Wi-Fiを利用することが出来ないので
しっかりとした知識をつけることが重要です。
特に、スマートフォンWi-Fiを使いまくる方は尚更です。

上の記事が詳しく書いていますが、私の方でも触れておくと
この2つの周波数には明確なメリット・デメリットが存在します。

  • 2.4GHz:使用可能範囲が広く、障害物にも強いが遅く、電子レンジ等に干渉する
  • 5GHz:2.4GHzの倍以上速く、干渉しないが使用可能範囲が狭く、障害物にも弱い

とにかく速さを求めるなら5GHz速度よりも範囲を求めるなら2.4GHz】という
使い方が一般的です。
私も常に5GHzという風には使っておらず、場所によっては2.4GHzもかなり使います。
(5Ghzはコンクリート壁1枚隔てる度にアンテナが1本ずつ消える程障害物に弱い)
結局Wi-Fiにはある程度以上の速さと安定さの両方を求めるに決まっているのですから、
片方だけしか使わないというのは全く以て現実的ではないわけです。

ちなみに後にも書きますが、速度は家庭用Wi-Fiルーターからの規格値で言いますと、
2.4GHzは最大450Mbps5GHzは最大1,300Mbpsというのが一般的となっています。
この数字も、速いWi-Fiを使いたいのであれば覚えなければならないものですので、
自分が使っているWi-Fiがどこまで速度を出せるものなのか、規格値でもいいので
一度は調べてみるのをオススメします。

 

 

送信側と受信側

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さて、規格と周波数をご理解いただけたことを前提としてこの節では
話を進めていきます。

規格と周波数により、自分が使っているWi-Fiがどこまで速度を出せるのかを
把握出来るわけですが、当然ながら、Wi-Fiには送信側だけではなく、受信側のことも
考えておかなければなりません。
つまり、Wi-Fiの電波を受け取ってデータ通信をする機器のことです。
家でのWi-Fiは上の画像の通り、ルーターが送信し、スマートフォンやゲーム機等が
その電波を受信することでインターネットが成り立っています。
先程までご紹介していたのは送信側の話だったので、受信側が送信側と全く同じWi-Fi
使える保証などは全くありませんから、そのあたりのことも考える必要があります。

 

ここでまずは送信側について簡単な例を挙げて適正を見ていこうと思います。
まず、以下の環境でWi-Fiを設置されている方は現状維持で問題ないと思われる方です。

  • 家の回線が100Mbpsの光で、ルーター11n(300Mbps等)に対応している
  • 家の回線が1Gbpsの光で、ルーター11ac(1300Mbps)に対応している
  • 家の回線が200Mbpsの光で、ルーター11n(300Mbps)に対応している

 

逆に、以下の方はWi-Fi環境を見直す必要があると思われる方です。

  • 家の回線が100Mbpsの光で、ルーター11ac(867Mbps等)にも対応している
  • 家の回線が1Gbpsの光で、ルーター11n(300Mbps等)まで対応している
  • 家の回線が200Mbpsの光で、ルーター11n(150Mbps)までしか対応してない

 

いかがでしょうか。ご自宅の環境と照らし合わせて見ていただきたいと思います。
上3つは何故問題ないのかお分かりでしょうか?
何故なら上3つは、ルーターの送信速度が家の回線の速度よりも上だからです。
【送信側は、家の回線の速度よりも上位のものを選ぶ】のがポイントです。
そうすることで、家の回線の速度をルーターが殺すという事態にはならず、
環境次第では素晴らしく速いWi-Fiを使用することが出来るからです。
もちろん、実際の速度は家の回線の速度が最大で、それに近しい速度となりますが
余程のことでもない限りはWi-Fi使用に不自由を感じることはないでしょう。

では、下の3つは何故見直す必要があるのでしょうか?
これは上の3つとは逆に、ルーターの送信速度が家の回線の速度よりも下だからです。
例えば下3つの真ん中の1Gbpsに300Mbpsのルーターの場合、
たとえ家が1Gbpsを出せたとしても、ルーターが300Mbpsまでしか出せないため、
どうあがいても300Mbps以上の速さを出すことはないからです。
つまりせっかくの回線の速度を、ルーターが殺す格好となっているため、
非常にもったいない話なのです。
Wi-Fiを使うなら、ルーターは家の回線の速度に合わせなければなりません。

しかし、下の3つの中で一番上にある、100Mbpsに867Mbpsのルーター
何故見直す必要があると思いますか?
どう見てもルーターの送信速度が家の回線の速度よりも上なのに。

これは、単純にオーバースペックです。
当然ですが、実際のWi-Fiの速度は、家の回線の速度よりも上になることはないのです
から、100Mbpsしか出せないのに、最新規格である11acの速度に対応するルーター
持っても全くの無意味です。
持つなとは言わずとも、労力と金の無駄ですので、11n対応のルーターで十分です。

 

では、受信側についても簡単な例を挙げながらご紹介しましょう。
送信側の環境が家の回線とマッチしていることを前提として解説します。
以下の方は現状維持で問題ないと思われる方です。

  • 11n(300Mbps)の環境で、スマートフォンやゲーム機等も11nまでの対応の場合
  • 11ac(867Mbps)の環境で、PCやスマートフォン等が11acまで対応の場合
  • 11n(150Mbps)の環境で、PS3を内蔵無線LAN(11g・54Mbps)に頼る場合

 

以下の方は環境を見直す必要があると思われる方です。

  • 11n(300Mbps)の環境で、PCやスマートフォン等が11acまで対応の場合
  • 11ac(867Mbps)の環境で、PCやスマートフォン等が11nまで対応の場合
  • 11n(150Mbps)の環境で、PS3コンバータ使用11n(300Mbps)
    対応させた場合

 

以上のようになります。
ポイントは、【送信側の速度に合わせること】です。
受信側が300Mbpsまで対応なら、送信側を300Mbps対応のものを選べば良いのです。
受信側がどの程度まで速度を出せるのかについては、各端末のスペック表とかに
書いてありますので、そちらをご参照の上お選び下さい。

1点、PS3については特殊なシチュエーションだと思います。
PS3の内蔵無線LAN11gと、恐ろしい位規格が古く、どうしようもないスペックです。
どんなに頑張っても54Mbpsまでしか出せません。
規格値がこの数字ですから、実際は10Mbpsに満たないのもザラです。
上の3つの下に書いた、150Mbpsで54Mbpsの内蔵無線LANはOKと言えばOKですが、
この低スペックで格ゲーのオン対戦をしようとすると世間からブッ叩かれますw

 

 

そこで有効となるのが、コンバータ(イーサネットコンバータ)です。
これは、元々上位の規格に対応していない機器を、上位の規格に対応させるもので、
わりかし古い端末で有効となる手段です。
最近はUSBの子機タイプも出てきていますが、安定性はコンバータの方が上です。
PS3なら、コンバータをPS3の側に置き、コンバータとPS3を有線で繋げばOKです。
なお、当然ですが親機が必要ですので、親機とのリンクは必ず設定して下さい。

以上、送信側と受信側のWi-Fi設定についてでした。
より良いWi-Fi利用のためにも、ご存知でなかった方は一度参考にして下さい。

NEC Aterm WL300NU-AG (USB子機) PA-WL300NU/AG

NEC Aterm WL300NU-AG (USB子機) PA-WL300NU/AG

 
NEC Aterm WL300NE-AG (Ethernet子機) PA-WL300NE/AG

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公衆Wi-Fiのリスク

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Wi-Fiは自分の家にしかないわけではもちろんありませんで、
今や世界中至る所にWi-Fiが出来る環境というのは設置されています。
上の画像のようなものを外でご覧になった方も多いかと思いますが、
たとえ自分の家から出ても、外にある公衆Wi-Fiスポットのエリア内に入れば
そこからWi-Fi接続して無料でインターネットをすることが出来ます。

ただし、家でのWi-Fiとは違い、公衆Wi-Fiには大きなリスクが存在します。
それは、【セキュリティが基本的にない】ということです。

 

AndroidスマートフォンiPhone等で公衆Wi-Fiスポットに接続する際、
【セキュリティ】や【暗号化】という項目を見かけることと思いますが、
公衆Wi-Fiは大概が【なし】と明記されているはずです。
【誰もが気軽に無料で使えるWi-Fiではありますが、
「ただより高いものはない」とはよく言ったもので、
まさに大きなリスクを抱えながらのインターネット利用となるわけです。

もっと例えて言うなら、公衆Wi-Fi【玄関のドアが存在しない家】という風に言えば
わかりやすいかと思います。
鍵どころか玄関のドアすらないという家が防犯上安全なのかどうか、
そんなことはいちいち言うまでもないでしょう。
そのような家でログインを要するサイトの接続、銀行決済などをしたらどうなるか
考えただけでも寒気がしてくるというものです。

その上、公衆Wi-Fiは文字通り、不特定多数の人が同時に利用することから
速度も遅く、不安定な上にいつも使えるとは限らないといったデメリットもあります。
ネット環境がそもそも存在しないよりはマシでしょうが、
使うからには細心の注意としっかりとしたセキュリティの知識を持って
利用することを心がけましょう。

なお、セキュリティが存在する公衆Wi-Fiならばリスクを抑えられます。
その際、セキュリティの項目が【WPA2】となっていれば、
家でのWi-Fiと同様凄まじく高いセキュリティですので安心して利用できます。
ただし、そのような公衆Wi-Fiは大概が【有料】ですのでご注意ください。

 

 

また、モバイルルーターの利用も効果が高く、オススメです。
無料では済まされませんが、高速通信とセキュリティの対価と考えれば
てんで高い値段でもないので、検討してみる価値はあるのではないでしょうか。

日本電気 AtermW500P(ホワイト) PA-W500P-W

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日本電気 AtermW500P(ブラック) PA-W500P-B

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まとめ

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Wi-Fiのおかげで無線LAN、無線インターネットはもはやインフラとなり、
今ではキャリアやMVNOのデータ通信量削減のための有用な手段として
欠かすことの出来ない存在となりました。
高速化は日進月歩の勢いで進んでいますし、セキュリティや安定度も
以前とは比べものにならない程進化し続けています。

便利になる一方、構図が複雑になってきているので
全部を把握する必要はないものの、今回書いた程度の知識はつけておかないと
思わぬところで手痛い落とし穴にはまってしまうかもしれません。
そうならないよう、皆さんも常に留意しながらWi-Fiを効率よく活用していきましょう。

 

ちなみに私はどんなルーターを使っているかと言いますと、
記事中に幾度かNECルーターとかを載せていますが、
これは別にNECステマではなくw、
私が日本でWi-Fiルーターを使うならNEC一択だからです。
もうAtermシリーズとは5年以上の付き合いですが、これでWi-Fiを十分快適に
使うことが出来ているからです。

 

日本の実家は、NEC Aterm WR8750Nを使用しています。
実家は100Mbpsの光なので、11n(300Mbps)をカバーしているこの機器で十分です。
購入当時、結構安くしてもらい、4,500円程度で買いました。
他にもあらゆるメーカーが存在し、良質なルーターは多数存在しますが
このブログではAterm推しとさせていただきます。

そして、現地では海外製のD-Link社ルーターを使用しています。
日本で買うとなると輸入品扱いなので高価ですが、現地だと6,000円程度でした。
家は500Mbpsの光なので、それをカバー出来る11ac(867Mbps)まで使用可能の
ルーターとなっています。
本当はAterm使いたかったんですけど、変圧器やら電波法やら色々と面倒いのでw

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NEC Aterm WR8750N[HPモデル] PA-WR8750N-HP

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