Hold Fast that Which is Good

良きものをつかむために綴るブログです。皆様のレスポンスが何よりの活力になります。どうぞよろしく。

  follow us in feedly  


スマート農業の可能性

このエントリーをはてなブックマークに追加
あとで読む

IT技術で農業をする

f:id:holdfast:20150908161824j:plain

本日9月8日、日本の実家にいる親から
「昨日(9月7日)のWBSで何かやっとったから観とけ!」と一報が届きました。
「そう言われてもこっちはNHKワールド以外日本のテレビ観れんのやけど」
と返しかけたのですが、Youtubeとかがあるやん」と思い直して動画を探し出し、
その放送を観てみました。

そうしたら動画の中盤(17:56程)あたりに、
まさに自分が今からしようとしていることが映し出されていて目を見張りました!
ちょっとだけしか流れていませんでしたが、
あれは完全に【スマート農業(スマートアグリ)】ではないですか!

 

 

そう、この【スマート農業】こそが今の私の仕事。
これまでの3K色キツイ汚い危険)全開の在来式農業ではなく、
IT機器を駆使し楽して効率の良い農業に変えて儲けようというのがスマート農業です。
この新たなビジネスに大きな可能性を感じた私は
ついこの間、スマート農業について少し触れた記事を書いたばかりです。

本来なら、スマート農業の記事はもっと後になって書くつもりでした。
何故ならウチは今、そのスマート農業をする新農場建設の真っ只中であるため、
記事を書くなら農場が完成して1度回した後が良いかな、と考えていました。
完成までは2ヶ月もかからない予定ですし。

しかしWBSにネタ振りされ、はてなブログ今週のお題「いま学んでみたいこと」から
それらしいテーマが提示された上にブコメでリクエストまでいただいたとあっては、
まあ書かないわけにはいかなくなったなと思い、今回は書ける範囲内で改めて
ご紹介したいと思います。 

スマート農業―農業・農村のイノベーションとサスティナビリティ

スマート農業―農業・農村のイノベーションとサスティナビリティ

 

 

 

 

スマート農業との出会い

私が【スマート農業】という存在を知ったのは3年前の2012年です。
今、私は海外在住ですが、その現地の農場を経営する私の叔父から聞かされたことが
スマート農業との出会いとなりました。
この時からすでに具体的な営農計画を立てていた叔父の行動力に唖然としつつも、
当時日本に住んでいたウチとしても、ここに大きな未来があると判断した結果、
その年に即、ウチは叔父がかねてより要望していた約1ヘクタールの農地を購入し、
叔父の事業【投資する】という観点から最初は参入しました。

しかし、もっと一般的な観点で私がその存在を認識したのは
2年前の2013年にNHKクローズアップ現代で放送されたある特集ででした。
【スマートアグリ】と題されたその放送は、インパクトが強い内容だったため
観たことがある方も数多くいらっしゃることかと思います。

 

上のリンクからもご覧いただける通り、そこに映し出されていたのは
【朝から晩まで休みなしの最悪の仕事場】といった農業のイメージとはかけ離れた、
自由奔放感すら広がる全く新しいスタイルの農業でした。
オランダのトマト栽培を筆頭に紹介されていたその内容は、
叔父から聞かされた話と大変似ているものであったため、
「こんなおもろそうなんさせてくれるんやったら、今の仕事2秒で辞めるわ!」
私は当時からこれに将来の照準を定めていました。

自分たちの畑で自分たちだけの新しい農場を作って自分たちだけで利益を享受する、
まさに何もかも自分たちの力で新しいビジネスを構築するその魅力に、
私は喜びに打ち震えたものです。
今でもこんなチャンスを与えてくれた叔父には感謝してもし尽くせません。 

トマト オランダの多収技術と理論―100トンどりの秘密

トマト オランダの多収技術と理論―100トンどりの秘密

 

 

 

スマート農業の特徴

f:id:holdfast:20150908195857j:plain

では、その【スマート農業】にはどんな特徴があるのか、簡単にですが
ピックアップしてみようと思います。

 

ITを駆使した機械に農作業を任せる

これはこのブログで何度も書いてきたことですが、
今まで体を酷使せざるを得なかった農作業の大半を、機械に任せて効率化を図る
というのがスマート農業の大きな特徴です。
機械が自然環境を上手く取り入れて作物に適した環境を作るのが
スマート農業の基本なので、在来式農業とはそこから大きな差異があります。

これにより私のような完全初心者でも参入が現実味を帯び、
さらにIT技術を使うとなれば、前職がIT企業従事者だった私の経験も活かせます。

 

自分の時間を確保出来る

f:id:holdfast:20150908203418j:plain

これこそが、私がスマート農業に将来の照準を合わせた最大の理由で、
スマート農業ならば、常時農場にいなくても良いのです!
今まで農業といえば、朝から晩まで農場につきっきりで、寝る間も惜しんで
農作物の面倒を見続けろというのがデフォだったので、とても自分の時間を取れる
余地などなかったわけですが、そうしなくてもよくなったことで、
土日は休むとか遠出することも可能となるわけです!

自分が農場にいない間でも、上の画像のように
農場の様子はスマートフォン等で遠隔監視システムを使って管理が可能なのですから、
寝る間を惜しんでとかそんなのは必要ないのです。
もっとぶっちゃけて言えば、私が日本に帰国しても農場は運営出来ますw
このような、今まででは考えられない農業の働き方が可能となることから
今、スマート農業は大きな注目を集めているのです。

 

作物の生育状況をデータ化出来る

f:id:holdfast:20150908205036j:plain

IT機器を駆使する農業なのですから、もちろんあらゆるデータを取ることが出来ます。
生育環境によってどれだけ稼げるのかとか、
換気温度湿度管理は何月、何時にはどう設定すれば最適なのか等、
全ての状況をデータ化して可視化させて分析し、今後に繋げることが出来るのです。

こんなのパッと見、ホワイトカラーの事務職の仕事かと思う位ですが
こういうのも巧みに利用して更なる収益につなげようというのも
スマート農業ならではの構図です。
もちろん自分たちでやってもいいのですが、人を雇ってさせることも可能ですから
雇用の機会を作ることにも繋がるでしょう。 

日本を変える、世界を変える! 「ソーラーシェアリングのすすめ」

日本を変える、世界を変える! 「ソーラーシェアリングのすすめ」

 

 

 

とは言え“農業”

f:id:holdfast:20150908175708j:plain

しかしいくら新しく便利な農業とは言え、私は土すらロクにいじった経験もなく、
農作業のノウハウなんて何ら知らないので、正直本当に出来るのかどうか
大変不安でした。
側に叔父がいなかったら、ただの投資話だけで終わらせていたかもしれません。

実際、私もこの2年の間は農業についての知識を深める期間として
軽作業しながら色々と勉強・準備をしてきました。
今週のお題「いま学んでみたいこと」に準じた話ですが、
今も継続して農業の基本から始まり、スマート農業のノウハウ構築について
勉強させていただいています。
土から肥料から、果ては微生物の活用や欧州から取り入れた最新スマート農業機械の
運用法など、何から何まで初物ばかりで飽きが来ません。

「機械がやんねんから勉強なんぞせんでええやろが!?」と当初は思っていましたが、
やはり世の中そこまで甘くはなかったようで、その機械をどう活用すればいいのか、
対象となる作物の良い育て方はどういったものなのか、これらは当然知らねばならない
ことなので、勉強は必須でした。

前の記事では敢えて書きませんでしたが、
実は私も昔ながらの在来式農業の農作業を何度か体験学習感覚でしたことがあります。
手始めに雑草刈りからしてみましたが、
あんなに超ハードワークとは思いもしませんでした。紛れもなく3Kでした。
叔父が「こんな農業長々とやりたくはないだろう、だから新しい農場を作りたいんだ」
と言ってきたので、「はい!早く農場完成させましょう!もうマジキツいです!」
本音をブチ撒けたのをはっきりと覚えていますw

現在建設中の新農場が完成したら、
いよいよ今までに考えたこともなかった新しい農業の第1歩が始まります。
そのためにも日頃からの準備は欠かさずに取り組もうと思っています。

知識ゼロからの現代農業入門

知識ゼロからの現代農業入門

 

 

 

まとめ

f:id:holdfast:20150908221718j:plain

いかがでしたでしょうか。
スマート農業について、現時点で書ける範囲で魅力をお伝え出来たかと思います。
私のこれからの生活がかかっているので、必死に勤しむ毎日です。

新農場については今はまだ公開出来ないのですが、
完成時には一部をお見せ出来るのではないかと思います。
農場を何度か回して安定収入の目処が立った時は、プロフィールの更新と同時に
皆さんにご紹介する予定でおりますので、それまではお待ち下さい。

ちなみに、ウチのスマート農業は植物工場ではありません。
未だ、日本では全くとは言わずともなかなかない分野での営農となりますので
これも現地ならではの成せる技なのかもしれません。
いずれにせよ、せっかくのスマート農業に携われる最大のチャンスを活かし、
今後の自分が農業にどう接していくべきか、しっかり見極めていこうと思っています。
そして大きな可能性を持ったスマート農業を、いつかは自分の農場を持って運用し、
そこで自分ならではの生活基盤を築き上げるのが、私の将来の目標です。

 

広告を非表示にする

【DESIRE remaster.ver】応援中!

長編アニメーション映画【planetarian】応援中!