読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

Hold Fast that Which is Good

良きものをつかむために綴るブログです。皆様のレスポンスが何よりの活力になります。どうぞよろしく。

  follow us in feedly  


【PS3レビュー】オーディンスフィア レイヴスラシル

このエントリーをはてなブックマークに追加
あとで読む

ヴァニラウェア、アトラス制作

f:id:holdfast:20160522175531j:plain

今回は、前の一時帰国の際に買ってきたゲームを完全クリアして
プラチナトロフィーをGETしたことにより、レビュー記事を書きたいと思います。

そのゲームというのが、ヴァニラウェアとアトラスが共同開発して制作された
PS4PS3PS Vita用2DアクションRPG

オーディンスフィア レイヴスラシルです。

 

元々このゲームはPS2版として2007年に発表されていたのですが、
これをゲームシステムを含め何もかも大幅リメイクして
まるで別物のような作りにしたのが本作となります。

私はPS2版の存在は知らず、完全に新作ゲームの目線でプレイすることとなりました。
このゲームは私が不定期に見ているとあるYouTuberの動画で激推しされていたことから
へ~と思って何となくで買ったゲームでしたが、
最終的にプラチナトロフィーまで行き着く程やり込んだものとなりました。

久々のゲームレビューとなります。
このゲームをクリアするのに約3ヶ月、プレイ時間は112時間も要しましたが、
(まあ仕事しながらですから時間はかかりますw)
そこから色々と感じ取ったことや体験したこと等を書いていきます。

なお、私はPS3版でプレイしましたので
他機種版とはもしかしたら内容が同一でない部分があるかもしれませんが、
その点はご了承ください。

 

 

 

 

 

終焉に向かう北欧神話系ストーリー

f:id:holdfast:20160522195540j:plain

このゲームを始めると、最初は必ず上の画像のようなとある家の
屋根裏部屋からとなります。
少女と猫がいますが、それぞれ【アリス】ソクラテスと言います。

このゲームは少女アリスが手に持っている本を読む、という形で
物語が展開されていきます。

 

f:id:holdfast:20160523174513j:plain

このゲームは主人公が5人存在し、
5人を順番に攻略しながら進めていくことになっています。
上の画像でセリフを喋っている人物が、1人目の主人公である
【グウェンドリン】と言います。
最初は彼女の物語を追っていき、終わったら次の主人公の物語・・・ということで、
わかりやすく例えると、ドラクエ4のようなオムニバス形式です。

 

f:id:holdfast:20160523175450j:plain

画像は2人目の主人公のコルネリウスと言います。
このゲームの主人公は大抵が身分の高い者で、グウェンドリンもコルネリウス
一国の姫、王子という位なので、まさにファンタジー系ならではの設定ですw

ゲームの舞台は、5つの国をめぐる戦乱の最中である【エリオン大陸】という
所で、実はここではある予言が確実に現実となってやって来ると言われていました。

それが、【世界は崩壊する】という【終焉】の予言です。
5つの国、5人の主人公達はこの終焉通りに滅びたくないがために
それぞれの思惑、策略、戦略を駆使してとにかく争いまくります。

 

f:id:holdfast:20160523212318j:plain

5人の主人公達は時系列的にほぼ似通っているため、
場合によっては主人公同士が向かい合うことがあります。
画像右の赤い弓を持つ少女は、3人目の主人公であるメルセデスと言いますが、
彼女は初登場時、敵のボスとして出現します。
このようにこのゲームは、綺麗事ばかりではない実に重いストーリーとなっています。
潰し合い、騙し合い、利用し合いと清々しい程戦争しまくりです。

 

f:id:holdfast:20160523213345j:plain

画像中央の少年が、4人目の主人公【オズワルド】と言いますが、
彼だけは唯一身分の高い者ではなく、傭兵としての主人公となります。
彼も敵のボスとして登場することがあるため、主人公同士が潰し合いを繰り広げる
なかなかにクールなストーリー構成となっています。

 

f:id:holdfast:20160523214021j:plain

ところでこのゲームの進行は、やたら芝居がかった、いわゆる舞台っぽい
セリフ回しが多々見受けられます。
本の中の物語、という設定なのでこのような進行になっているのでしょうが、
私、あまり舞台ってピンと来ない方なのでちょっと違和感はありました。
人によってはツボになるかもしれませんが。

 

f:id:holdfast:20160523214523j:plain

5人目の主人公である画像左の少女、【ベルベット】編まで来ると
ストーリーも佳境に入るため、一層話が重くなります。
果たして主人公達は予言通りに全員滅するのか、
あるいは運命に抗えることが出来るのか、
結末はどうなるのか、それはぜひプレイしてみていただきたいと思います。

 

 

 

2DベルトアクションRPG

f:id:holdfast:20160523215159j:plain

このゲームはベルトアクションRPGとなっていまして、
2Dの横スクロールアクションが主軸となっています。
このゲームの面白いところは、バトルが実に爽快で快適なこと!

まるで格闘ゲームのように通常技をキャンセルしてスキル発動とか
コンボ数表示、無敵時間を利用しながらの連続技等、実に戦略性が高く、
かつ軽やかに流れるようなスピード性も兼ね備えた、無双系の要素も
若干含んだバトルシステムとなっています。

 

f:id:holdfast:20160524202809j:plain

5人の主人公はそれぞれバトルスタイルが明確に分かれており、
グウェンドリンなら近距離オーソドックス系コルネリウスならパワー系
メルセデスなら遠距離玉撃ち系、オズワルドならスピード+覚醒系
ベルベットなら中間距離系と見事に区分化されています。

また、難易度選択が最初から可能で、Easy~Expertまでの3段階を
自由にどのタイミングでも変更が可能となっています。
これはユーザビリティの高い大変素晴らしいシステムで、
高難易度ゲーをウリにしているゲームが好きではない私にとっては
本当にありがたいものです。
(ちなみに私はNormalを選択しました)

 

f:id:holdfast:20160524205015j:plain

また、このゲームはアクションRPGにしては一風変わったシステムがあり、
普通RPGは敵を倒して経験値を得てレベルアップする、というのが一般的で
このゲームにもそれはあるのですが、
操作キャラのレベルが敵のレベルよりかなり高くなると、獲得経験値が極端に
少なくなって思うようにレベルアップ出来なくなります。

そこで登場するのが【料理】です。
このゲームに登場する様々な食物を食べると、それだけで敵を倒すよりも
10倍~100倍以上は経験値を稼げるというシステムが存在しますw
このシステムを有効活用すれば、5分で15レベルは上げるとか
そういうことも出来ますw
しかも最大HPの上昇も兼ねているので完全にドーピングの領域ですが、
これを活用しないと厳しい戦いを強いられることもあるので
利用した方が好ましいでしょう。

その他にもスキル、アビリティ、ショップ等RPGにはおなじみの要素も
ありますので、育成にこだわるもよし、スピードクリア目指すもよし、
自分ならではのやり方を構築しやすいゲームなので非常にオススメです。

 

 

気になる点

f:id:holdfast:20160524213238j:plain

と、ここまでは良い点を中心に書いてきましたが、
決して満点の出来ではないことも事実。
ここからはいくつか気になったことを書いていきたいと思います。

このゲームは5人の主人公が同じ舞台、同じ時間軸上で動き回るため、
ステージや雑魚敵、ボスキャラが使い回しされまくります。
最初の主人公であるグウェンドリン編なら良いのです、完全初見故に
見るもの聞くもの全てが新鮮ですから。
しかし3人目のメルセデス編くらいになると「またここか」「またこのパターンか」
「またこいつか」と飽きが来ることがあり得ます。
キャラ性能やステージの構成を若干変えたり等で変化をつけている
つもりなのでしょうが、既出は既出なので新鮮さなどあるわけないのは明白です。

ここは製作はしんどくても、使い回しはなしにしてほしかったと思います。

 

f:id:holdfast:20160524214120j:plain

次にもったいないなと思ったこととして、スキルについてです。
各キャラにはスキルが21個ずつ存在しますが、その半数以上は死に技となりますw
というのも、スキルの発動にはPOWまたはMPならぬPPが必要ですが、
後者は回復がしんどく、乱発出来ないので必然的にPOWを使う技が主体となります。
POWを使う技の数はそんなに多くないので、各キャラが実用的に使える技は
せいぜい3つないし4つが関の山となるでしょう。

レバーと○ボタンの組み合わせで簡単にスキルを出せるショートカット機能が
最大4つまで設定可能なので、この4つ以外はまず使わなくなることでしょう。
攻撃手段が多彩なのはいいのですが、死に技だらけというのはもったいないなと
思いました。

 

とまあ欠点もあれど、総じて完成度の高い良いゲームであることは間違いありません。
難易度関係なくトロフィーも割と簡単にコンプ出来ますし、
それにDLCといった追加課金要素も全くない上に、
PS2版が出来る【クラシックモード】というのもありますので、まさに完全版と
言っていい出来です。
国産RPGの真髄を見たような気がして大変楽しませてもらいました。

 

 

まとめ

f:id:holdfast:20160525212624j:plain

およそ9年前に出たゲームとは思えぬ程の完成度と爽快感を満喫出来る良作です。
ストーリーは十分に見応えありますが、全てスキップ出来る行き届いたシステムも
搭載されているので、自分ならではの楽しみ方を堪能することが出来るでしょう。

音楽も実に重厚かつ迫力がある良曲ばかりです。
FFT戦場のヴァルキュリア等を手がけた崎元仁さんが携わっておられるので
彼をご存知の方はイメージが掴みやすいのではないでしょうか。

 

また、1度クリアした後の2周目は、より効果の高い装備品が出てくる一方、
敵のレベルが大幅にアップし、1ステージ中の敵の面子構成が
1週目よりもえげつなく
なっているので、やりこみ派の方にはオススメです。

 

 

広告を非表示にする

【DESIRE remaster.ver】応援中!

長編アニメーション映画【planetarian】応援中!