Hold Fast that Which is Good

良きものをつかむために綴るブログです。皆様のレスポンスが何よりの活力になります。どうぞよろしく。

  follow us in feedly  


【この男がジブリを支えた。近藤喜文展】へ行ってきた

このエントリーをはてなブックマークに追加
あとで読む

念願叶う

近藤喜文展

 

12月1日に一時帰国から戻ってきまして、
ようやく生活に落ち着きを取り戻すことができました。
というのも、今回の一時帰国は毎日出ずっぱりで休む暇が全くなかったからです。

何故そんなに忙しかったのかは追々書くとしまして、
今回はその忙しかったことの1つで、私がなんとしても実現したかったことを
取り上げようと思います。
それこそが、私が世界で最も優れたアニメーター兼アニメーション映画監督であった
と確信して疑わない近藤喜文さんの展示会、近藤喜文展】の鑑賞です!

 

この展示会は数年前から全国各地で行われてはいましたが、
どこも私が日本で住んでいた所からは遠く、なかなか行く機会に恵まれませんでした。

しかし今回はついに念願の九州地方での開催!
しかも佐賀!
これなら日帰りも可能なくらい距離も遠くない上、一時帰国のタイミングとも
合致するとなればもはや行かない理由はない、ということで行ってまいりました。
ちなみに、展示会の記事をお送りするのは
昨年の思い出のマーニー×種田陽平展】以来となります。

 

私の人生を激変させた超大傑作スタジオジブリアニメーション映画、
耳をすませばの監督の展示会とはどのようなものだったのか、
マーニー展同様、撮りためた写真付きで色々書いていこうと思います。

 

 

 

 

近藤喜文監督とは?

近藤喜文監督

展示会のことを書く前に、そもそも論として近藤喜文監督とはどういう方なのかを
書いておこうと思います。

近藤喜文さんは1950年に新潟県五泉市に生まれ、
日本アニメーションテレコム・アニメーションフィルムスタジオジブリ
行き渡りながら、70年代から日本のアニメーションの礎を築いてきました。

近藤さんは1998年に誠に残念なことにお亡くなりになられてしまったのですが、
もし今もご存命であったならば、間違いなくスタジオジブリの正統後継者として
君臨していたであろう超天才アニメーターでした。

 

代表作はもちろん、自身唯一の監督作品耳をすませばなわけですが、
それ以前にも赤毛のアン名探偵ホームズ愛の若草物語といった
超名作のキャラクターデザインと作画監督を務めました。

ジブリでは画が描けない高畑勲監督を助けるために
火垂るの墓おもひでぽろぽろの2作のキャラクターデザインと作画監督
担当し、宮崎駿監督作品では魔女の宅急便作画監督としても参加するなど
もう今では誰もが知る作品を立て続けに描きまくった凄まじい経歴があります。

 

 

私としてはもう圧倒的に耳をすませばの存在が
近藤監督を世界一のアニメーション映画監督と結論付けるに十分なものがあります。
何せこの映画の公開時、まさに私も中学3年生だったわけですから
その衝撃はもう筆舌に尽くし難く、生涯忘れぬ大傑作映画となりました。
詳しくは上の過去記事に長々と書いているのでそちらをご覧ください。

 

とにかく私が【近藤喜文】と聞いて黙っていられるわけがなく、
今回の機会は絶対に逃すわけにはいかないものでしたので、
ちょっと遠出にはなりましたが気合いで行ってきました。
次の見出しからその模様をお送りします。

 

 

 

 

展示会

西鉄天神バスセンター

さて、それでは私が近藤喜文展へ行った時の模様をお送りします。
まず最初の画像は、福岡県福岡市中央区天神にある西鉄天神バスセンターからの
ものとなります。

このブログでは1度書いた覚えがありますが、私は日本では福岡在住なので
今回の一時帰国も福岡にある実家よりこのバスセンターに行きました。
目的地である佐賀県は隣の県なので、物理的な距離はそう遠くないということが
佐賀行き決行を後押しした面もあります。

今回、この西鉄近藤喜文展においてなかなかにクールな施策を打っていたので
バスで行くことにしたのですが、それがこちら。

 

佐賀でジブリに会えるきっぷ

 

なんと、バスの乗車券から美術館の入場券までを一緒くたにした切符を
割安価格で販売していたので迷わず購入w
佐賀とか行ったことない私としては大いに助かるものとなりました。
ちなみに、この切符を買った人のみの特典として、後に美術館に入場した時にもらった
ものがあるのですが、それがこちらです。

 

佐賀でジブリに会えるきっぷ 特典 シール

 

なんと耳をすませばのラフ画が描かれたシールをもらいました!
これは思ってもいなかったことでめちゃくちゃボルテージが上がりましたね!w
初めて西鉄に感謝しましたよw
西鉄マジGJ!後生大事に保管させていただきますw

 

佐賀駅バスセンター

 

高速バスで約1時間半揺られてたどり着いた先は佐賀駅バスセンターでした。
初めての佐賀だったので物珍しく辺りを見回してみましたが、
近くに西友があったくらいで何だかこじんまりした感じの場所でした。
バスセンターを早々に後にして目的地の佐賀県立美術館へ。

 

佐賀県立博物館 & 美術館

 

佐賀県立美術館は、佐賀県立博物館のすぐ隣に位置していました。
画像の白い建物が博物館で、ねずみ色の建物が美術館となります。

 

近藤喜文展 案内板

 

手前側は公園となっており、そこには早くも近藤喜文展を大々的にプッシュした
案内板が立っていました。
もうこの時点でテンションダダ上がりでしたねw

 

佐賀県立博物館 カノン砲

 

早速美術館へ、と言いたいところですが
せっかくなので博物館側の方へ最初に行ってみたら、
何の前触れもなしにいきなりカノン砲が置いてありましたw
このシュールさが最高に好きですね私はw

 

佐賀県立美術館 近藤喜文展

 

美術館の入口前です。
なかなかシックな美術館だったので好感が持てました。
すぐ側には今回の展示会を大きなパネルで紹介しています。

 

近藤喜文展入口前

 

やはり耳すまの画は映えますね。
これがもし他作品だったら写真撮らなかったと思いますw

 

で、美術館内ですが、まあ当然のことながら撮影コーナー以外の撮影は
禁止されていたので館内の写真はほぼありませんが、
館内は近藤さんが描いた原画、イメージボード、作監チェック表、ラフ画などが
目白押しで本当に見応えがありました。
それこそ、【ルパン三世】からもののけ姫までを時系列順に展示されていたので
近藤さんの偉業がよく分かる構図になっていたのが非常に良かったです。

 

おもひでぽろぽろ 原画

 

一例としてこの画像を載せておきます。
このような感じの展示物が大量にありましたので、食い入るように観てましたw
これはおもひでぽろぽろから修正原画の1枚ですが、
実に指示が細かい上にわかりやすいので、近藤さんの人柄も垣間見えるのが
面白いところです。

 

近藤喜文展 写真撮影コーナー1

 

館内の写真撮影コーナーは耳すまからのものが2つありました。
耳すまの展示物は他よりも圧倒的に時間をかけて観ましたが、本当に鳥肌が立つ程
興味深く、かつ神秘的に見えました。
鑑賞時は【音声ガイド】をつけながらでしたが、ガイドが月島雫役の本名陽子さんで、
近藤さんのイズムを色濃く受け継ぐ、思い出のマーニー作画監督を担当された
安藤雅司さんもゲストで近藤さんの偉大さを熱弁していましたw
「宮崎さんも凄いんですけど、それよか近藤さんでしたね~」とか言ってましたしw

 

近藤喜文展 写真撮影コーナー2

 

もう1つがこちら。
写真撮影コーナーには必ずムーン(ムタ)がいるのがポイントです。
耳すまは近藤さんの代表作のため、耳すまだけで1コーナーを専有していました。
中には私が今まで観たこともない絵柄もあったので非常に有意義でした。

 

佐賀県立美術館

 

このように、近藤喜文展自体は本当に素晴らしい内容だったのですが、
それだけに順路の最後にあった物販コーナーには大変失望しましたね。

何故なら、近藤さんとは何の関係もない作品が売り物になっていたからです。
この会場は【近藤喜文展】なので、物販は近藤さんが携わった作品だけに限るべきだと
思うのですが、やれトトロ千と千尋ハウルだとか、全然関係ないやん!っていう。
こんなことやってるからジブリオワコンになったんだな、と納得できました。
それと同時に、近藤さんが逝去された瞬間からジブリは終わっていたということを
改めて確認することにもなりました。

 

 

 

まとめ

近藤喜文展 立て看板

佐賀まで行った甲斐は間違いなくあった素晴らしい1日でした。
普段日本にいない私がこのような期間限定の催事に参加できる可能性は極めて低いにも
かかわらず、今回縁あって念願の展示会に行けて大満足です。

耳すまファンなら何が何でも行かねばならない所であると断言できますし、
そうでなくてもジブリファンや世界名作劇場ファンの方にとっても
見過ごせないものではないかと思います。

幸いにも明日まで開催しているそうですからお近くの方や遠征可能な方は
一度行ってみてはいかがでしょうか。

 

カントリー・ロード

カントリー・ロード

 

 

カントリー・ロード(耳をすませば)

カントリー・ロード(耳をすませば)

 

広告を非表示にする

【DESIRE remaster.ver】応援中!

長編アニメーション映画【planetarian】応援中!